2018.02.15
涅槃会(ねはんえ)
行事
今日は、お釈迦さまが亡くなられた命日です。
「命」に感謝しましょう。
近頃、「家族葬」という葬儀式が行われるようになりました。
「家族葬」の解釈もさまざまで、「簡単でいい」「経済的にいい」と自分達中心の
考えが主となってているようです。
「葬儀」とは、「故人を偲ぶ」ものです。
つまり、生前のお付き合いは、身内といえども知る範囲が限られます。
そこで、知人、町内会等を通じてお知らせをし弔っていただき、参列された方に生前のお礼を言う場であると同時に
故人とのお別れをする事によって個々の心の整理をする場なのです。
よく、人から突然の話を聞くと「え!うそ」と言葉にしませんか?
信じられない事があると人は誰もが真実を知りたがものです。
事実を確認し、受け止める事によって人は納得します。
「葬儀式」はそんなすべてを解決してくれる総合的な式です。
「家族葬」という言葉に惑わされずに、古来からの「葬儀式」をされることが、
今後の地域生活をおくるにあたって故人、身内にとってもいい結果に繋がると思いますし、
故人がお世話になった方々にも失礼にならずにすみます。
人が亡くなるということをよく考える日(涅槃会)だと思います。
合 掌